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血ぬられた墓標

マリオ・バーバのデビュー作「血ぬられた墓標」は,1961年の白黒映画で,原題は「black sunday」。

吸血鬼映画の古典とされる名作ですが,女吸血鬼が牙を剥く訳ではない,という点で,私としてはいまいちな映画だったりします。いちおう,蘇った魔女に操られる男がいるんですけど。

が,この映画の冒頭で,魔女とされた王女が内側に釘のついた仮面を顔に打ち付けれ,仮面をとった顔が穴だらけになっているんですが,この顔の印象が強烈なんですね。

このシーンのスチール,その昔,「吸血鬼大百科」(というタイトルだったような…)という子供向けの本で見た記憶があって,そこにつけられていたキャプションでは「彼女は吸血下女で,仲間の吸血鬼によって,顔中から血を吸われている」などとあったような…。いや,一応彼女が主役なんですが,って,当時のこの手の本の編者がいかに映画本編を観ないで原稿を書いていたかが判って微笑ましいです。いくらなんでも,顔に牙を立てて血を吸ったりしないでしょ。

しかし,当時の私はこのキャプションを真に受けて,大勢の吸血鬼に彼女が血を吸われるシーンを想像し,この映画が観たくて仕方なかったものです。で,数年前に輸入盤で観て,このキャプションがでたらめだったと知ることに。

さすがに有名どころだけに,国内盤も海外盤もリリースされてますが,どちらも白黒映画にしてはちょっとお値段高めな気が…。

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コメント

どうもこんばんは。
講談社ドラゴンブックスシリーズの「吸血鬼百科」ですね。いや懐かしいです。友達が学校に持ってきていたのを見せてもらい,近所の本屋さんでもよく立ち読みをしました。確かに仲間から寄ってたかって血を吸われたようなキャプションでした。
ほかに角の生えた貴婦人が小間使いに角を切らせている絵などもあったような。
この本,いまネット上の古書価格でなんと15万数千円! 誰が買うんだろうと思ってしまいますが・・。

投稿: レンフィールド | 2006年5月 7日 (日) 00時11分

レンフィールドさん,こんばんは。

お,そういう本だったとは。情報ありがとうございます。私も昔他人から借りただけで,自分で買わなかったので,もううすぼんやりとした記憶しかありませんでした。当時,買おうと思ったのに,すでに買えなかったんだったかなぁ。

しかし,今15万円ですか。さっそく検索してみましたが,そういう状況なんですね。復刻されて手頃な値段だったら買ってみようと思いますが…。

投稿: galant | 2006年5月 7日 (日) 00時48分

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