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英語発音コツのコツ その3

じっくり読み進めると,CDのtrack1の中のcarrier,ネイティブの発音が本書の発音記号と食い違ってます。ネイティブの発音は,通常の辞書に載っている発音ですが,本書に示された発音は第1音節の母音がcareの母音と同じ。carrierではなくcarierと綴ってあれば,そう読みたくなりますが,carrierとrが重ねてあるので,careの母音では読みにくい,というのが,普通の感覚だと思います。staredとsrarredの違いですね。なので,むしろ,starredの発音に引っ張られて「カーリア」と読んでしまう方が,まだ起こりそうですけど,もとがcarryなので,この単語の発音を知っていれば,通常の辞書の発音以外にはなりそうもありません。

ま,そうは言っても,例えば,ある北米のネイティブはacceptを「アセプト」と読んでいて,周囲の人も同じように読んでいるのでこれは方言だ,と言ってました。このネイティブの発音はアメリカ標準の発音から外れる南部発音であり,これは当然辞書に載っていません。なので,辞書に載っていないからと言って間違いである,とは言えませんから,carrierも場所によっては本書の発音で読まれている可能性は十分にあります(確認はしてませんけど)。

ただ,上記のような事情を理解した上で,発音記号が一通り読める,辞書に示されたスタンダードな発音をすでに知っている,というレベルなら,この本も面白く読める部分がありますが,発音記号をこれから勉強しようとか,発音記号を習ったけど自信がないとかいうレベルだと,この本を読んだら却って混乱してしまうんじゃないでしょうか。

carrierのように通常の辞書が示す発音と異なる発音が示された単語が多い上に,CDには通常の辞書が示す発音で収録されている訳で,読んでいると訳がわからなくなること受け合いです(実際,amazonのレビューには,「自分の発音は良いほうだと誉められるが,この本を読んで自分の発音にはかなりおかしいことが沢山あることがわかった」というのがあって,これが事実だとすると,お気の毒なことに,本当にこの本のせいで混乱していることに)。

にしても,担当の編集者は,原稿を読んで変だと思わなかったんだとすると,相当英語力に疑問符がつくことに…。

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